思わぬひろいもの

去年から長いことかけて歯の治療をやってきた。

途中、日本行きがあり、中断したがようやく最終段階を迎えた。

上を全部入歯にしたのだ。

経験のある人たちからは、歯を大切にしなさいよと言われてきた。

ふ〜ん、そうなんだといい加減に聞いていたのを後悔する。

まあ、今さらどうにもならないのだから、現状を受け入れるしかない。


さて、最終段階で、どうしても合わない。

痩せると口の中も痩せる、いや、収縮というのかしら、だそうだ。

日本で53次を歩いたので、いくら食べても太らない。

糖質制限食に加えてだから、ますます痩せる。

昔は、どうしたら痩せるかしらと悩んだ時期があった、

が今は、太ることを考える日々である。人生上手くいかないものだ。


普段は歯医者さんとこで調整するらしいのだが、

入歯を作る技工士さんのところまで行って調整してもらった。

そこは、歯科院とはまったく違い、初めは間違った場所かと思った。

中は工場のようで、仕事台に向かい数人の人たちが働いていた。

めったに来れない場所に遭遇したので、新しもの好きな私は興奮した。

これは、不摂生がなせる技か、と変な考えまで頭をよぎる始末、こまったものだ。


この歯医者さん(アラン)がただもでのでなかったのである。

歯科医の椅子の周りには写真がぐるっと飾ってあった、

彼が20歳の時に、カルフォルニアとメキシコの国境から、

カナダの国境までを歩いた時の写真だということで、あらためて見直した。

左下のは、断崖絶壁でタイマーをセットして自分撮ったそうだ。
オーマイゴットである。
d0169566_02443491.jpg

パシフィック・クレスト・トレイルというのは、

アパラチアン・トレイル、コンチネンタル・ディヴァイト・トレイルと並んで、

アメリカ合衆国長距離自然歩道の、3大長距離自然歩道のひとつだそうだ。

写真の彼は若々しく、岩の上や断崖絶壁でその姿を見せている。

5ヶ月かかって踏破したそうだ。若かったから出来たと言っていた。


現在のアランとパシフィク・クレスト・トレイルの地図の前で。

d0169566_02421256.jpg



私が53次を歩いたことを話したが、比べものにならない。

それでも、治療中この時の話で楽しかった。

彼に、合ったことで私の中にまた何かが動き始める予感がした。

いつか、このコース歩いてみたいと考えた。思いがあれば・・・叶う。

いつかって、もうあまり時間が無いのだけれど。


そんなわけで、歯を無くして意外なものを拾った、話でした。

でも、歯は大事にしましょうね。







[PR]
Commented by oss102 at 2017-08-01 18:04
アラン、いい男ですね。^^まさか断崖絶壁に行くわけじゃないですよね。
歯は慣れるより仕方ないですよね。私もブリッジにしたとき、わざと合わないと云っていると助手さんが云っていました。間もなく馴れて今はすっかり自分の歯のようです。
磨くのもカンタンなので、いっそ全部入れ歯に・・と思いますが、やはり思いきれません。
Commented by orientexp at 2017-08-02 01:33
⭐️オッセさん
  山登りなので平地に近いところならと思っていますが。
  口の中の肌が歯に合わせるのかしら?
  でも、日々感じ方が変わっているようなので、しばらく様子を見ます。
  やはり自分の歯がいちばんです。下は今のところ良いので大事にします。(^^)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by orientexp | 2017-07-31 11:11 | 井戸端会話 | Comments(2)
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31