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2017年 08月 17日 ( 1 )

NHKスペシャル

今週のテレビ番組は終戦に関した内容が多かった。

多分日本では以前に放映されたものもあると思うが。

ざっとあげてみると、

* 証言ドキュメント「忘れられた戦場〜樺太・40万人の悲劇〜」

* 74年目の郵便配達〜軍事郵便を届けて〜

* 明日世界が終わろうとしても
   カナダに住む原爆被災者日本人女性の、核なき世界への活動

* スペシャルドラマ「返還交渉人〜いつか、沖縄を取り戻す〜」
    沖縄返還に関わった外交官

などでまだ他にもあったが思い出せない。

証言ドキュメントの、「忘れられた戦場〜樺太・40万人の悲劇〜」では、

終戦は、8月15日なのに、その後7日間も戦闘が続き、多くの人命を失った。

樺太生まれの自分なのだが、まったく覚えていない。

母に背おられ逃げたという話が聞いたことがある。

覚えていないのは当たり前だが、その時の様子が画面に写り、

人々が逃げ惑う姿を見ながら、あんな状態の時に自分はあそこにいたのだ、

という実感というか不思議な思いでテレビを見ていた。


74年目の郵便配達〜軍事郵便を届けて〜では、

戦場にいる家族との連絡は郵便だけだった。

その手紙を、アメリカ軍は、ほとんど全て検閲した。

それらが今、ネットで取引されているのだという。


歳の離れた兄からの手紙が74年たって妹の手に渡る。

言語障害のある妹を父の反対を押し切り、専門学校へ入れた兄。

妹は、兄のおかげで社会に出て結婚出産し、幸せな生活ができた。

涙を流しながら、手話で息子に説明していた。


また、この番組か樺太の番組だったか、忘れたが、

軍隊の位で中将かその下か、そのひとは克明に当時の状況を書き続けていた。

そのひとが最後に画面に出てきた。

終戦になったその後、まだ交通が途絶えてない時に、

上層部の責任者が、本人家族共々早々と戦地を離れ帰国した。

自分たちは詳しい事情も分からず取り残された。

その後、中将の彼は抑留され2年か3年後に帰国するのだ。

彼が番組の最後に、泣きながら言った言葉。

最後まで言えなかった言葉を、感じ取れば、

「彼の命令ひとつで下級の兵隊が行動しなければならない。
  その現地の最高責任者が、後の始末もせず早々と居なくなる・・・情けないです」

絞り出すように言い、涙を拭いていた。

上層部(戦闘を命令した)では、本部と現地で責任をなすり合う。

下級役人や兵隊たちは、ひとつの駒として扱われていた状況が伝わってきた。


ちょっと、重い話になったが、ここ数日テレビの前で、

涙を流しながら感じたこと、吐き出してしまわないと、

どうしても遣り切れなかった。






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by orientexp | 2017-08-17 12:10 | 井戸端会話 | Comments(2)

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by sakura