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東海道53次ひとり歩き (10) 金谷→日坂→掛川→袋井

2017年 5月24日

もし、金谷駅に南口がそんざいしていたら、

その南口の真向かいの傾斜に、朝光寺があった。

深い茂みにかこまれた階段を登り、恐るおそる中へはいる。

そこに、松尾芭蕉の句碑があった。

「 道のべの木槿は馬に食われけり 」

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この句碑は、日坂へ行く茶畑の中にもあった。


これを初めに、日坂宿にかけて、句碑、歌碑が続く。

「 命なりわずかの笠の下涼み」 芭蕉

「 馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり 」 芭蕉

など、など。

しかし、ここも坂が半端じゃなく、石畳まであった。

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日坂宿への道のりでは、坂と茶畑が、次から次へと続く。

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日坂宿に入ると、家々に屋号が掲げられている。

ここは、住民みんなで地域を大切にしているようだ。

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ふたりの女性と話をした。

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なんて言うこともない話だが、ホッとする。


掛川宿では、面白い建物を発見。

土地柄をあらわしているのでしょうね。


掛川信用金庫

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清水銀行

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袋井宿に入る時に、「 ど真ん中」といいう言葉が目立つ。

ここは、東海道53次を、日本橋、京のいずれから数えても、

27番目という、丁度真ん中に位置する宿。

そういう意味で、あちらこちらで、どまんなかが目立つ。

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どこまで行けるかと心配していたけれど、

ど真ん中に辿り着くことができました。



金谷→日坂(7km)→掛川(8km)→袋井(10km)=25km 累計:242 km

宿泊地 ; 袋井 ホテル観世











Commented by あきの at 2017-05-30 06:08 x
ひゃーっ、もうど真ん中まで。やったじゃない。さくらさん。
残りガンバレ。
Commented by oss102 at 2017-05-30 09:20
真ん中まできましたか!!!私は無知で、どこが東海道53次の終点なのか知りませんでした。調べたら京都大橋なんですね。すごいパワーだな~、私は8千歩くらいでへばってます。ガンバレガンバレ。
Commented by orientexp at 2017-05-30 16:39
🌟あきのさん
ありがとうございます。 自分でも驚いています。
実際は、半分以上来ています。頑張ります。(^^)
Commented by orientexp at 2017-05-30 16:42
🌟オッセさん
暑くて重くて、天候に左右されるこの歩き、何やってのよ、
と思うことがありますが、それでも朝になると、
勇気が湧いて、頑張ろうと思います。(^^)
Commented by uco at 2017-06-03 05:57 x
この辺りがど真ん中、になるんですね、考えた事もなかった。
長光寺、は、子どもの頃、よくカブト虫とりや、セミ捕りに行きました。
あんな赤い旗とか、立ってない、ごく普通のお寺、でしたけどね。笑。
しかし、歩き続ける事を想像するだけで、シェー!ってなります。ファイト!です。
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by orientexp | 2017-05-29 20:53 | 街道歩き | Comments(5)

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