ANA国内線【PR】

言葉

英語圏に住んで30年ほどになるが、

未だ会話の理解度は40%くらい。

あとは、感でなんとか、会話成立とあいなっている。

しかし、なんとなく、うす靄の膜がかかったようで、不安でもある。

まあ、日本語も完全に理解しているかと聞かれれば、否であるが。


先日、こんな新聞記事を見つけた。ロスで発行の「羅府新報」より、



これを読むと、日本語というのは他国の言葉から見ると、

かなり複雑で奥が深いことが分かる。

自分がどこまで理解しているかは別として、

ちょっと嬉しくて、自慢したくなる。


そんな、40%程度の理解力しかない英語能力の私なのに、

フランス語を覚えたいと、大それたことを思い、

10年以上も前から、自己流で勉強している。

辞書、CDなどそれなりのお金を使っている。

が、いっこうに上達しない。

せめて、旅行用会話くらい話せたら良いなと思っているが、

はてさて、いつになったら出来ることやら。

何カ国語を上手に操る人を見ると、

その頭をかち割って(失礼・・・)、覗いてみたいと思うのである。






# by orientexp | 2012-05-23 15:15 | 井戸端会話 | Comments(0)

「自然にはかなわない」

桜も咲き葉桜になりつつあるのがあるも、

まだ蕾のままのもあり、気温は上下を繰り返しています。

本格的な春はまだ少し先のようです。


先日「日曜美術館」を見ました。

彫刻家、佐藤忠良の仕事を紹介していました。

彼の作品は大好きで、

作品がある宮城県美術館へは行ったことがあります。

どの作品も、日常の生活の中で出会っている人たちです。

それも、日本人らしい平たんな顔なのです。

私が見て感動したのは、「群馬の人」でした。

普通の男性の顔、その普通な表情を見ていると、

意思を持った唇が開き、言葉が発声される錯覚さえおきてきました。

それほど、普通で自然な彫刻なのです。


以前にもブログで書きましたが、

彼は、普通と言う言葉を大事にしてきました。

偉いと言われる人より、物をつくる人々が

すばらしい背中を見せてくれた、言いました。

83歳でしたか、その時の仕事の様子が出ましたが、

力強い体の動きからは、殺気さえ伝わってきます。


仙台にある子供病院に、「おおきなかぶ」のレリーフを作りました。

この時は、90歳です。すごいですよね。

病院を訪れる子供たちに触ってもらいたいと、

低い位置にそのレリーフを展示されています。


娘さんである俳優の、佐藤オリエさんが言っていました。

庭からとってきた花を見て、

「自然にはかなわない」と言い、スケッチしていたそうです。

それが最後のスケッチになり、98歳で亡くなりました。


もう一度、佐藤忠良と安野光雅の対談

「願いは普通」を読み返そうと思っています。

この、「願いは普通」と「自然にはかなわない」

深い言葉ですよね。




先日、シアトルでやっていた、桜まつりに出かけて、

桜の花びらのような、ピンク色のワンちゃんを見つけました。



# by orientexp | 2012-04-17 12:30 | 井戸端会話 | Comments(8)

時期外れですが・・・

ここに越して来てもう少しで4年になる。

雨が多いところだからね〜と、

同情の目で送られてきたが、

そんなにひどくないと思っていた。

しかし、今年は、同情の目がチクチクと刺さる。

天気予報は毎日雨ばかり。

しとしとと降る雨は気がめいる。


暦の上では、とうに春がきているのに、寒い。

だから、たまに、鍋ものを食卓にのせている。

『鍋は、人が現われる?』という題で新聞に記事が載っていた。

知ってたこと、知らなかったことがあり、面白い。

権力を振り回す時代劇の町奉行や勘定奉行の「鍋奉行」

鍋奉行より始末に悪いのが「鍋将軍」

浮き上がる灰汁(あく)をすくい取る「アク(悪)代官」

ひたすら食べごろを待つ「待ち(町)奉行」


と言った具合に、鍋を囲むのに、これだけのお偉さんが

集まっているので、なるほど鍋を食べる時は賑やかなはず。

しかし、ひとり静かに、全部の役割をこなす「ひとり鍋」の私。

ちょっと侘びしく感じるのである。

やはり、鍋は賑やかにやるのが、いちばん。

と、時期外れの鍋料理を考えたのも、天候のせい。

ところが、

外を見ると、太陽が顔を出したよう。

天気予報がはずれて、ちょっと嬉しくなる。

ほんとの春よ、早く来い!!

# by orientexp | 2012-03-30 09:35 | 井戸端会話 | Comments(12)

「いきなり文庫」

村上春樹の「1Q84」が発売されたのは3年前の、2009年5月。

彼の作品が大好きな私は、すぐにでも読みたかったけれど、

単行本は高く、ましてや円高で、こちらの店頭では、

確か30ドル以上しているはず。無理、無理。

ところが、去年、同人誌「平成」の集いの古本市で、

古本とまでは言えないこの本が、

申し訳ないほどの安さだったので、即購入。

でも、1、2巻しか無く、3巻は手に入れてはいない。

シアトルの紀伊国屋には、店頭に3巻が、これ見よがしに積んである。

普通、文庫になるのは、3年以上過ぎてかららしい。

もう、そろそろだからと、その時を待っているのだが。


ところが、「いきなり文庫」といって、

普通、単行本が出てその後文庫が出る。

それを、単行本をスキップしていきなり文庫を出すことを言うらしい。

私みたいなものには、大感激だが、色々と不都合なこともあるようだ。

印税の収入が少なくなるようで、

作家さんたちには、身入りが少なくなる。

あちら建てればこちら建てずで、うまくいかないものだ。

まだまだポピュラーにはならないと思うが、

早くその日が来ることを待っている私です。


ところで、実は、古本市で手に入れた、「1Q84」は、

未だに読んでいない。手に入れた安心からか、

いつものように、積んどくせいか、日々横目で見ながら、

別な本を買い、そちらを読んでいる始末である。

しかし、言い訳を許してもらえるなら、

この分厚い3冊の本を読み始めると、

ちょっとやそっとでは終わらない。

覚悟がいるのであります。また、

3巻目が文庫で出る前に読み終わったら、どうしよう・・・

などと、言い訳ばかり考えているのであります。



先日、驚きというか、予想していたというか、

やはり、雪が降りました。

これを最後にして欲しいです。

明日は、ストーブの掃除をする予定なので。


# by orientexp | 2012-03-14 20:25 | ほん | Comments(10)

幸福度

去年、ブータン国王夫妻が日本を訪れました。

この国の国民幸福度が90パーセントを超えるとのこと。

国民のほとんどが、幸せと感じる国とは、

どのような国なのかと興味があった。


私が、ダンスが好きで、というと、

あの難しいステップのダンスと思われがちなのだが、

私のは、「自分勝手ダンス」というダンスで、

音楽に合わせ自由きままにステップを踏む踊りなのだ。

歌と踊りを組み合わせたパフォーマンスで人気のあるグループ、

EXILE(エグザイル)が大好きだ。

ボーカルのふたりが、なかなかのイケメンなのである。

このグループのメンバーのひとり、ダンサーのUSA(ウサ)が、

テレビ番組「旅のチカラ」でブータンを訪れた。

山岳地方の300人ほどが住む村を訪れる。

段々畑が連なる山間の美しい村だ。

ここで、彼は、神事に踊られる踊りを習うのだ。

ウサは、ダンスの他に何かをプラスできたら、鬼に金棒と思っていた。

しかし、その何かが何なのか分からない。

それを知りたいと思いこの地を訪れたのだ。


この地の人々に聞いてみる。

「幸せですか?」、全部の人たちが答える。「幸せ」と。

女性は機を織り現金収入を得ている。ほとんど自給自足の生活。

人々の笑顔が素朴で美しい。

人々が助け合い、先祖から伝わってきた行事を大切にする。

生きとし生けるもの全てが幸せでありますように、日々祈る。


空気が澄み山々を眺めながら、ウサは神事の踊りを習う。

自分のダンスとは違う踊りに、途中諦めかける。

村人たちの励ましで、なんとか祭りの当日には踊れるまでになる。

当日、お面をかぶり衣装をつけて人々が見守る中で踊る。

神事の踊りは、災いを祓い人々の幸せを祈る。

人々は、この踊りからご利益が得られると信じている。

30分の踊りを踊り終わって、ウサは達成感で満ちていた。

色々な悩みはあるけれど、

自分の踊りが、みんなを幸せにできることは、

メッチャ幸せだ、と思ったのだった。


この、文明の利器が無い山岳地方に住む人たちの、

素朴な優しさは、どこからくるのか?

人の心を大切にする、物を大切にする。

先祖から伝わってきた行事を大切にする。

自然の厳しさ尊さ、ありがたさを日々実感しながら生きている。

この、美しい土地、人々の心の中に入ってみたいと思った私。

でも、文明の利器に冒された私には、夢物語だろうなあとも思った。


幸福度は、ある程度、文明の利器の浸透度と反比例するのだと思う。






# by orientexp | 2012-02-29 10:10 | 井戸端会話 | Comments(6)

< 前のページ 次のページ >